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スタッフブログ

2024 Apr.26

クラシックバレエ誕生秘話

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こんにちは!
暖かい日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
いよいよGWに突入するので、旅行など楽しみにしている人も多いかもしれませんね

さて、日本では昭和の日として馴染みのある429日ですが、
国際的には別の意味合いを持っている事は皆様ご存じでしょうか。

実は429日は国際ダンスデーとされ、UNESCOの舞台芸術部門を担当する国際演劇協会のダンス部門が制定した日です!の日には世界中でダンスのイベントやワークショップなど様々なイベントが開催されます。

日付はフランスの舞踏家であり、近代バレエの父と言われる、ジャン=ジョルジュ・ノヴェールの誕生日に由来しているそうです。

今回はそんな国際ダンスデーにちなんで、クラシックバレエ誕生の歴史を紹介いたします!
諸説ありますが、クラシックバレエの起源は14世紀~16世紀のイタリアと言われています。

当時イタリアの貴族たちが宮廷で踊っていた「バロ(Ballo)」が様々な変化を遂げ、現在のクラシックバレエへと発展していきました。

バロはイタリアの名家メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスが、フランス国王アンリ2世に嫁いだことによりフランス宮廷にて急速に広まっていき、20年で約800ものバレエ作品が生まれたそうです。

こうしてイタリアの「バロ(Ballo)」は、フランスで「バレエ(Ballet)」へその名を変えていきました。その後、宮廷で広まったバレエはルイ14世によりフランスで確固たる地位を確立します。

ルイ14世は非常にバレエを愛しており、自らバレエを踊るだけでなく、専属のバレエ教師を雇うほどのバレエ好きだったそうです。
また、1661年に現在のパリ・オペラ座の前身となる王立舞踊アカデミーを創立し、1713年にはプロのダンサーを養成するためのパリ・オペラ座バレエ学校を創立するなど、バレエの普及に大きな影響を与えました。

そして、19世紀になるとバレエは大きな転換点を迎えます。フランス革命後に広まった「ロマン主義」がバレエと合わさり、「ロマンティックバレエ」が誕生したのです。

ロマン主義により神秘的、幻想的なものが流行し、それらを表現するためにバレエの衣装は、ロマンティックチュチュ(ひざ下まであるベル型のスカート)とトゥシューズへと変化していきました。

それまでのバレエは豪華な衣装を身にまとい、ヒールで踊っていたという話もあるそうですから驚きですね♪

その後、フランスで生まれたロマンティックバレエはロシアで独自の進化を遂げ、「クラシックバレエ」へと発展していきます。

19世紀中頃にはフランスの振付師マリウス・プティパがロシアに招かれ、作曲家のチャイコフスキーとコンビを組んで数々の名作を生み出しました。「3大バレエ」として有名な「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」もこの時期に作られたものですね!

クラシックバレエでは回転や跳躍などが増え、より足がきれいに見えるようにとスカート丈の短いクラシックチュチュが生まれました。

現在のクラシックバレエはこうした歴史を経て完成したと言われています。
皆様もよく知るクラシックバレエは、イタリア起源のものがフランスで成長し、ロシアで発展して生まれたものなのですね♪

さて、ここまでクラシックバレエの歴史について紹介させていただきましたが、
新宿村スタジオではクラシックバレエご利用の方も大勢いらっしゃいます。

「クラシックバレエで利用してみたいけど、どんな部屋がいいか分からない…」
そんな方には新宿村スタジオHPのスタッフブログでクラシックバレエにお勧めのスタジオを紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

『おすすめスタジオ紹介!①』

皆様のご利用お待ちしております!

新宿村スタジオ